ネズミ(げっ歯類)によるケーブル損傷
今回は一般住宅の改修作業です。
これは、東京電力による定期点検で不具合が見つかり改修指示によるものです。
不具合箇所は、1階キッチンに設置されている電灯分電盤内で、ケーブル外装被覆が剥け
芯線の銅が見える危険な状態でした。
キッチンにあるエアコン向けの増設した露出コンセントの配線であったため、50センチ程度のケーブルを
全交換いたしました。
この後、コンセントの電圧を測定し問題がない事を確認いたしました。
ケーブル損傷の原因ですが、現場の状況から「ネズミのイタズラ」と考えられます。
ネズミは、歯の長さを調整するのに、物を噛んで歯を削る習性があり、この住宅でもネズミの出入りが
確認されております。
ネズミの噛み付きが原因の地絡・短絡事故も発生しています。
電気火災の原因となりうる小動物の侵入防止に努めていただきたいと思います。
2019年03月14日