マシニングセンタ遮断器交換
今回は、マシニングセンタの遮断器の交換です。
お客様から「MC本体の遮断器が投入できない」と連絡がありました。
前日に自動電源遮断機能で停止をした後、朝から投入が出来ない状態とのことで診断を行い
遮断器の不良と判りました。
互換部品の製作に時間を頂くことになるため、応急処置として仮の遮断器を取付けて機械を稼働させました。
年数が経過した機械であり、新旧遮断器の寸法が合いません。
取付けアダプタが必要となり持ち帰り採寸して製作します。
これは既に穴加工されているところの中心と新しい遮断器の中心を合わせるためです。
正しく取付けないときちんと動作しない可能性があります。
また、遮断器の寸法が違う事で接続配線が届かず、配線の交換も必要となります。
それぞれの材料が整ったところで交換作業を行います。
本体取付・主配線の交換・制御線の配線等をして動作確認を行い作業終了となりました。
今回のように機械の稼働率が高く止めておくことが難しいなどのお客様には、仮の部品などを取付けて
本交換までの間、応急的に稼働させるなどの対応も行っています。
2021年08月07日