メタルコネクタの接続不良
今回はモーターの不具合で依頼を受けた作業です。
お客様から「モーターが回転しないので修理をしてほしい」との連絡を受け現場に伺いました。
すでにお客様側でモーターを外されており持ち帰って受け入れ検査を行いました。
検査ではモーターに不具合は見られず、機械本体側に問題があると判断し再度現場へ向かいました。
現場診断の結果、機械本体の電源供給ソケットと、コードのピンコンセントとの接触不良が原因とわかり
双方の交換作業を行いました。
写真では分かりづらいですが、ピンコンセントの1本が痩せているのが確認できます。
この部分で接触不良が起きモーターが回転しませんでした。
こちらの機械はコネクタの抜き差しを頻繁に行うようで、年数の経過とともに差し込みが緩くなってしまったようです。
本来は差し込んだ後、抜けないようにねじをロックして確実に接続される構造に作られていますが
今回はねじのロック部分も壊れていました。
小さな不具合でも都度修理をして大きな故障にならないよう努めてほしいと思います。
2018年12月14日