分電盤 分岐ブレーカ不良
今回は、東京電力からの不具合の改修指示による修繕です。
お客様側で漏電ブレーカがトリップしてしまうので
東電に調査依頼したところ、漏電回路の改修の他に
分岐ブレーカの不具合の改修指示が出ていました。
東電の調査書には、「分岐ブレーカ2個のネジが空回り」と記載されており
弊社でブレーカ交換をいたしました。
不具合のブレーカを持ち帰り確認すると、2個とも写真のように端子ネジ部がきれいに2つに割れており
これが空回りの原因でした。
(写真右はわかりやすくするために、本体の一部を切り取りました)
今回は、お客様が調査依頼をした際に、東電の作業者の方がネジの緩みを確認して発見できた事案です。
近年小形ブレーカは、ネジ締めブレーカではなく差し込み型ブレーカが主流になっておりますが
分電盤のブレーカ端子ネジの確認は定期的に行い、接続不良による事故のないように努めなければなりません。
7月1日~7月7日は全国安全週間であり、6月は準備月間となっております。
安全週間等を利用して、確認作業を行い安全な職場環境づくりを行ってみてはいかがでしょうか。
2016年07月06日