給排水不良の原因
今回は、「給排水しない」「吐き出し流量が少ない」等の給排水ラインの不具合の原因です。
いくつか考えられますが、「詰まり」が原因のトラブルが多いです。
写真左上から
ポンプ内部 繊維クズの詰まり
ポンプ内部 汚泥の詰まり
ポンプ内部 凍結
配管ライン 自動運転回路 繊維クズの絡まり
配管ライン 吸込み弁 汚泥やゴミの詰まり
配管ライン 配管内部 汚泥の詰まり
対策としては
吸込み口にメッシュ等の取り付け、沈殿槽を設けてゴミや汚泥の流入を防ぐ。
屋外のポンプ周辺に風を遮る物が無い所などは、カバー等を取付けて凍結を防止する。
また、ゴミの流入をさせない環境も大切です。
昔は、タバコのフィルターが何百本も排水に詰まっていた事を思い出します。
今はマナーも良くなりフィルターによるトラブルは皆無です。
重要なユーティリティの給排水設備は、目の届きにくい所でありますが、定期的な点検や
清掃を行いトラブル防止に努めていただきたいと思います。
2021年06月09日