電磁(マグネット)チャック修理
今回は、研削盤で加工品の固定に用いる電磁チャックの修理です。
お客様から「ケーブルから火花が出て品物が固定できなくなってしまった」との連絡を受けて
現場に伺いました。
確認すると、3個設置してあるチャックの1個のケーブルに傷がありました。
触れると「うどん」の様に指で潰れる状態の、経年劣化が確認されたため持ち帰り修理となりました。
この個体は、内部が絶縁物で固められており、慎重に不良個所を取り除き作業を行いました。
修理後、社内テストを経て現地にて取付です。
取付後、もう1個の修理依頼を受け計2個のチャック修理をして作業完了となりました。
ケーブルには種類があり、用途に合わせて使い分けていますが、いずれのケーブルも
経年劣化は避けられません。
使用年数の長い物は点検確認を行い、故障を未然に防ぐように努めていただきたいと思います。
2019年04月04日